HBでシンプル食パン【卵・乳なし】

 

卵や、乳製品のアレルギーがあると食べられないものの一つにパンがあります。

市販されているパン、パン屋さんのパンには卵・乳製品が必ずと言っていいほど入っていますよね。やわらかくておいしいパンを作るには卵や乳製品を入れることは常識と言ってもいいでしょう。

 

しかし、我が家の娘は乳製品アレルギー。以前は卵も食べることができませんでした。

離乳食の頃など小さい時に気にしていたことは、アレルゲンを除去することだけ。パンは食べられないから食べさせてはいけない、と食品に気を使うだけでした。しかし、大きくなるにつれて大人が食べている物やお友達が食べている物に興味をしめした娘に、ただ「食べられないんだよ」と言ってばかりいるのに悲しくなりました。

 

おままごとで遊び始めた頃、おもちゃのレジやキッチンで遊ぶ娘の様子を見ていました。すると、商品(おもちゃひとつひとつ)を取って、表と裏をよく見ているのです。裏をジーッと見つめて…「あー、ダメだっ!にゅっせーひ(乳製品)はいってるわ~」と言うのです。私の行動をよく見ていますね(笑)よく観察していることに驚いて、そして可愛くって笑ってしまいましたが、こんなに小さくてもアレルギーを意識しているのだな。「食べられない」ばかり言っていないで、食べられるようなものを用意してあげたいな。と思うようになりホームベーカリーを検討し始め、そののち購入しました。

 

ホームベーカリーを購入する頃の娘は、自分が食べられないものをある程度理解していましたのでアレルギーフリーのパンを作ることで、娘の中で「パンは食べられるもの」と見解が変わり、アレルギーフリーにしたパンも見た目は同じなので、誤食をしてしまうかもしれないという心配をしました。でも私は、アレダメこれもダメと言い続けるのが嫌だったので、パン作りにチャレンジしたのです。(パンを作るのはホームベーカリーですけど笑)

 

パンに限らず、お友だちと食事・おやつをする時に娘は聞きにきます「これ食べられる?」

食品に気をつけること自体はこれまでと同じなので、パンは作っていこうと思います。

 

私自身がパン好きということもあって、焼き立てパンを食べられるのは幸せです。

何より家族そろって同じパンを食べられることは嬉しいことですね。

 

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材料

水                                               190g

強力粉(私は国産強力粉)   250g

太白ごま油            10g

てんさい糖(砂糖でもOK)        20g

塩               3g

ドライイースト         3g

 

 

作り方

①パンケースをキッチンスケールに乗せて、計量しながら材料を入れる。

②お好みのコースを選択して、スタートボタンをおす。

③焼きあがったらすぐに取り出し、熱をとる。

 

 

私はいつも夜に予約して、朝焼きあがるように作っています。我が家はオール電化なので夜間の電気料金は安いし、朝パンのにおいで目覚めるのは幸せです。